|
11人が死亡した兵庫県明石市の歩道橋事故(01年7月)で、業務上過失致死傷罪で強制的に起訴された元県警明石署副署長、榊和晄(かずあき)被告(63)の初めての公判前整理手続きが29日、神戸地裁(奥田哲也裁判長)であった。同罪の公訴時効(5年)が成立しているかどうかの判断や、事故の予見可能性の有無など、争点の絞り込みに向けた協議が本格化した。弁護側は起訴内容を否認する方針だが、この日は認否を明らかにしなかった。次回期日は9月13日。 手続きは非公開で、榊被告は欠席。約20分で終わった。 検察官役を務める指定弁護士側は、公判で主張する事件概要を時系列で記した書面や約800点の証拠目録を既に提出。一方、弁護側はさらなる証拠開示を求めており、「開示されたすべての証拠に目を通して認否を判断したい」としている。 指定弁護士側は元同署地域官の金沢常夫受刑者(60)=有罪確定=を榊被告の共犯と認定。刑事訴訟法の規定に基づき、金沢受刑者の上告中は榊被告の時効が停止していたと判断し、起訴した。弁護側は時効の成立を主張する方針。 榊被告の起訴内容は明石署警備本部副本部長などとして事故を予見し得たのに、花火大会当日、事故防止策を指示する義務を怠り11人が死亡、183人に重軽傷を負わせたとされる。 PR |
|
| ホーム |
|
